各隊の紹介

ここでしか学べないことがある

 「ボーイスカウト」とは……

 スカウトとは「先駆者」のことで、ボーイスカウトとは「自ら率先して幸福な人生を切り開き、社会の発展の先頭に立とうとする少年」という意味を持っています。

ボーイスカウトの活動は、
年齢層に応じ5つの部門により構成されています。

年長1月~小学2年生

ビーバースカウト

活動は月2回。集団での遊びを通じて、みんなといっしょに生活する能力、みんなのなかで自分を表現する能力を養います。
小学3年生~小学5年生

カブスカウト

活動は月2回。仲間たちと遊ぶことで、社会のルールを自分たちで習得し社会人としての第一歩を踏み出します。
小学6年生中学3年生8月

ボーイスカウト

野外活動を中心とした体験学習により、チームワークとリーダーシップを習得します。

中学3年9月~18才

ベンチャースカウト

野外活動を中心とした体験学習により、自分で計画・実行・評価・改善のPDCAをとおして学びます。
18才以上

ローバースカウト

習得した技能・知恵を生かして、地域社会に貢献し、国際社会の一員として役割を分担し、後輩を指導します。

活動の頻度はどのくらい?

月に2~3日ほど活動しています。
主に土曜、日曜、祝祭日に実施されていることが多いです。
プログラムは年間で計画されています。

どんな活動をしているの?

小グループ活動(班制教育)

 班は、少人数の少年たちにより編成されます。ボーイスカウトの班は、遊びの仲間により作られた、異年齢の集団仲間の一人にリーダーシップをとらせる。6〜7人のグループで、一人ひとりが、班の運営のために明確な役割を分担することで、リーダーシップとフォロワーシップを身につけます。班は、少年たちの自治のグループであり、指導力と責任感を養成する場所です。

進歩制度(バッジシステム)とターゲットバッジ・技能章課目

 少年には、それぞれ持ってうまれた才能もあれば、成長するにつれて興味を持つようになった趣味やスポーツもあります。一人ひとりが、個性豊かな、可能性を秘めています。少年たちの成長にあわせ、個人を伸ばしながら、社会人として必要な資質をひとつずつ身につけさせるもの、それが進歩制度の考え方です。

 進歩制度には、少年が必ず身につけるべき共通のもの(修得課目)と、各人の得意な技能や趣味を伸ばすもの(選択課目)があり、色々な活動を通じて課目の修得に努力していき、規定の課目を完修すると進級章が与えられます。これに対して選択課目は部門により、カブ部門ではチャレンジ章(40 課目)、ボーイ部門ではターゲットバッジ(53 課目)、ベンチャー部では技能章(68 課目)とそれぞれ名称が異なりますが、各人の興味や特技に従って選択し、技能を修得する課目が用意されています。

野外活動

 ボーイスカウト教育での野外活動は、単なる戸外ではなくもっと広い、大きな自然から学ぶことを意図しています。つまり、大自然を教場としているのです。大自然の中に身をおき、身体を鍛え、技能を磨き、知識と強い意志を身につけますが、中でも大自然の神秘に触れ、人のおよばぬ強大な力を感じるとき、創造主としての神を信じ、仏の加護に感謝する気持ちが生まれ、自然と信仰が芽生え育っていきます。 このような日常のスカウト活動を通じ育っていく信仰心が年齢を重ねていくに従い、より明確な形となり、神(仏)への努めを果たす社会人になっていくのです。